works 『for you』

 

『 for you 』 

作詞・作編曲 : ちみしら

アートワーク提供 : St.Lucies

 

[歌詞]

カラフル 街明かりが揺らいでる
踊る準備が出来たなら 繰り出そう
雪降るたび 想いが積もってる
走る雪車は加速してく 一呼吸 さあ おいて
開く 道は開けてるの
意味もなく リボン結い直す
白い息 吐き出して 流れてく
ここから 早く 早く
駆け出す先の 雲の向こう 突き抜けて
心が 騒ぐ 騒ぐ
最後のひとつ
あの街で待つ 君の元へと
とっておきのプレゼント 届けよう

暴風域 辺りが吹雪いてる
戻る距離は長いから 止めましょう
風吹く 月灯りが曇ってる
けど構わず加速 急ぐ ひと仕事 さあ 終えて
死角 未知の先へ行くの
耳を裂く 気温 沁み渡る
憩いどき 恋しくて 眺めてる
このまま 赤く 赤く
泣き出す前の 月の露光 くり抜いて
身体が 渇く 渇く
最後にひとつ
あの街で待つ 君の事だと
とっておきのプレゼント 届けよう

夜空に 淡く 淡く
流れる線は 君にもよく見えるかな
行こうよ 高く 高く
誓いをひとつ
あの街の 君のために
ここから 早く 早く
駆け出す先の 雲の向こう 突き抜けて
心が 騒ぐ 騒ぐ
最後のひとつ
あの街で待つ 君の元へと
とっておきのプレゼント 届けよう

 

youtu.be

 

クリスマスソング作りました(12/31現在)。

 

遅れた理由としては、

まず元々別の曲を作る予定だったのね。で、いざ打ち込んでみたらあんまりしっくり来なくて、こりゃあクリスマスまでにアレンジ間に合わないなってことで中断。

実は『for you』はその段階で頭の中で完成してて、これもクリスマスっぽいからピアノ曲として出そうと思ってたんですよ。

で、さっきの曲が結局出来ないことになってしまったので、急遽『for you』を打ち込み、歌詞を付けた、という流れになります。

jazzyな感じでボーカロイドを歌わせるのが思いの外難しかったのも一因。

 

ただ、仕上がり的には、想定よりもいいアレンジになったと思います。

作曲する時は、頭の中にあるメロディをピアノで弾きながらコードを付けます。この段階で伴奏がパーカスの役割もしてくれるので、ドラムのイメージもこの辺で固まります。

その後はピアノ音から離れて、頭の中で曲のイメージを膨らませます。曲の雰囲気に合わせて上モノとか装飾系の楽器を脳内で鳴らしていきます。

ここで打ち込み。伴奏のボリュームの過不足やサブメロがハマっているかどうかを確認しながら一気に作ります。僕は大体、鍵盤→メロディ→ドラム→ベース→その他って感じでやってます。

もちろん、打ち込みの段階で新しい要素を思いつくこともあるので、それらを試しながら完成させていきます。

あとはひたすらに聴きまくって、微調整。

コンプレッサーとかイコライザーをかけて、完成。

 

ジャズはもう少しちゃんと勉強しなきゃですね。まあ今回はお試しということで。

作ってて気付きましたが、かなり田中秀和要素が入ってますね。いつもちょくちょく意識はしてるんですが、今回は特に強い。ジャズにするにあたって「イリュージョニスタ!」は勿論聴きましたし、直近に聴いてた「グッドラック・ライラック」の影響もかなり。というかほぼパクり?

 

あとは、いつものテンプレコード進行から変えてみようということで、要所要所で工夫はしました(コードは後日掲載します)。イントロは、多分転調してるんですが自分でもなにが起こってるのかよく分かりません。Aメロも、よく分かりません。Bメロの進行は、かねてからやってみたかったツーファイブ進行の亜種です。ジャズと上手く合わせられたので個人的には成功ですね。サビも、ガチャガチャやってます。前に出てきたメロディを別のコード進行に載せるのが好きで、例えば2番サビ終わりの間奏部がそれに当たります。今回はエレピのアドリブソロみたいな感じにしてしまったので、最初しかその痕跡が見られないんですが、イントロのメロディをサビのコードに載せるつもりだった訳です。

 

いやー、曲のストックはいくつかあるんですが、そう簡単には消費できなさそうですね。結局打ち込みからアレンジに結構な時間を割かなくてはいけないので、ホイホイと完成に至らせるのは厳しいのですよ。普段と違うテイストの曲ももちろん準備はしていますが、それだと慣れてないので余計時間がかかりますからね。かといっていつもと同じ雰囲気のものだと、「こいつ毎回こんな感じじゃねえか」と言われてしまうので。次は春くらいに上げられればいいなあと思っております。

 

あ、何らかの形でコメント貰えると喜びます。

褒められて伸びるタイプなので、身長が。