レビュー #みみみっくす!
まずネタバレをするので気を付けてほしい。
この漫画、
なんと、
1 話 か ら、
キ ス す ん ぞ ! !
うおおおおおおあおあおあおあおおあおおおおおおおおあおおあおあおおおおおおおおおおおおおおあおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああおおおおおおおおおおおおあおあおお!!!!!!!(大歓声
まあ最初で最後のキス的な感じはあるのだが、
ぜひとも私は、今後改まったキスをして欲しいと願ってやまない。
『みみみっくす!』(広瀬まどか著/百合姫コミックス)
これは、今からそう遠くない未来、
つけ耳がファッションとしてブームになっている世界のお話。
意外にも、当ブログで初の百合姫作品。百合姫で書きたいのは他にもあるんだが、なんだか勿体なくて積ん読状態。
前回、けもフレアンソロの記事で少し触れた、広瀬まどか先生の作品。
広瀬先生のご紹介を少し。
同人活動(grand-nauts)、コミカライズ(現在は『Hero and Daughter』(ファミ通)を連載中)、
エロゲのSD原画(すたじお緑茶作品、『僕と恋するポンコツアクマ』シリーズ(スミレ)、『お兄ちゃん、キッスの準備はまだですか?』シリーズ(Tinkle Position) など)、
更には『ゆず・ぱら』(ゆずソフト)のカードイラストなど。
あと、音ゲーマー。
・・・・・・なんでこんなちゃんと調べたんや。
『みみみっくす』は、どうやらコミティアで出したオリジナル作品『ウサビリティ』が基になっているそうで。pixiv覗いてみましたが、ケモ耳好きなんだろうか。
そんなわけでキャラ紹介。
緑野乃々
本作の主人公。クラスメートのねおんとおそろいのウサギ耳を付けるべく、みかんの父親が経営するつけ耳屋へ。おっぱいは普通だが、小学生でも着けないような下着を着けている。
みかん
つけ耳屋 PetitLapin の看板娘。タヌキ耳を着用。おっぱいが大きい。
佐倉ねおん
みかんの幼馴染。PetitLapinの向かいのケーキ屋の娘。ウサギ耳を着用。おっぱいが無い小さい。
お察しの通り日常系だが、若干えっちである。
https://twitter.com/yh_magazine/status/887253219100966912
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— コミック百合姫編集部 (@yh_magazine) 2017年7月18日
https://twitter.com/yh_magazine/status/887253219100966912https://twitter.com/yh_magazine/status/887253219100966912
https://twitter.com/yh_magazine/status/8872532191009669127月に一迅社が「ほんのり百合姫」「えっちな百合姫」を配信したのだが、『みみみっくす!』は「えっちな百合姫」に入っている。公式が「えっちだよ!」と言っているわけだ。
しかし実際は『捏造トラップ』や『立花館』ほど直接的なえっち要素はなく、「えっちな気がする」という程度である(今のところ)。
それでもここまで「えっちです」と言うからには、一応理由がある。
つけ耳を着用することで、当人にその動物の特性が副作用として出ることがある。
例えば、ネコ耳なら夜目が効き、イヌ耳なら匂いに敏感になる。
PetitLapinでは事前に検査を行い、安全性が確認されれば耳を着けることができるのだが、
乃々は残念なことに、事例のない検査結果が出てしまう。
施術担当は、みかんの父親。
何が起こるか分からず危険なため、つけ耳は不可と判断したみかん(つけ耳カウンセラー資格最年少取得者でもある)だったが、乃々から「ねおんと同じ耳を着けたかった」という事情を察し、つけ耳を一時的に許可。
しかし、乃々は動物の特性が過敏に出てしまう特異体質だったのだ。
そして、ウサギの特性は、
性欲。
で、まあこのあと乃々が発情して、なんやかんやあって、二人は幸せなキスをして終了。
とまあ、これが「えっちです」と言われる所以である。
ちなみに、乃々は本能的にえっちなこと大好きガールなので、ウサギ耳着けて無くてもちょっと発想が変態チックである。
えっちなこと大好きガール
広瀬先生の画風はかなり丸めなのが特徴的ではあるが、作品の雰囲気とも合っていて、良い。かなり安定もしている。背景はたまにアレ。
個人的に、脚が細くて興奮できないのが難点ではあるが。
ギャグ良し、ねおんのツンデレ加減も良し、可愛さ良し。
百合要素は基本的にののねお。
単行本1巻掲載分5話以降は、PetitLapinの客(ゲスト出演的な位置づけ)同士の百合も混ぜている模様。
今後とも頑張ってください。
広瀬まどか氏 HP