今週のひとつ 第22回

 

 

本当にどうでもいいことなんですが、

ブログタイトル「箱の血 見知らぬ死」に句読点がつきました。

 

Johan Ståhl

youtu.be

 

FISM2009のマイクロ部門で第3位を獲得したアクトです。

先にネタバレしますと、スリービングを駆使しております。

スリービングというのは、シャツやジャケットの袖に物を隠すことで、

出現・消失・変化などを演出する技術です。

実は僕も数年間研究はしていて、ペンは結構上手に消せます。

ただ実践的ではない(失敗のリスクがある、角度に強くない)のと、

やはり袖は怪しまれるので、

人前でやることはほとんどありません。

 

が、

彼がすごいのは、これを真横と正面から可能にしたこと。

そして、ご覧ください、袖を捲っています。

彼の出したDVDのタイトルは「スリービングレス・スリービング」。

そう。袖のないスリービングなのですよ。

スリービングはその原理上、捲った状態では不可能。

しかし彼はそれを可能にしているのです。

僕もよく分からない。

まあこれがウケまして、色んな賞をかっさらったわけですね。

 

とはいえ、演技自体も非常に上手。

ミスディレクションがしっかり観客に効いてます。

なかなか良いアクトです。

 

そんなわけで、今回はここらで。