今週のひとつ 第19回
ご無沙汰しております。
Joyful Todays
作詞:大森祥子
作曲:Tom-H@ck
アニメ「けいおん!」(京都アニメーション/桜高軽音部)の第1話放映から10年が経ちまして、
僕は今だに見返しますが、
いつ見ても、いい作品だなと思います。
“いい作品”というのは、あくまで深夜アニメとしてのいい作品なんだけど、
当時のアニメ界を震撼させるだけの力はあったよなあ、っていう。
「けいおん!」(かきふらい/一迅社)の原作読んだことあります?
全然面白くないんですね、これが。
今でこそ、きらら作家は癒し系タッチの絵をみんな描いてますけど、
かきふらい先生はそもそもそんなに上手じゃないっていうね。
当時はあれでも良かったのかもしれませんが、
今だったら多分すぐに打ち切りになると思います、
周りに埋もれて。
あと話も別に面白くないんですよね。
まあ、きらら作品はギャグレベルが低くても、可愛けりゃオッケーなので、
それはそれで仕方がないんですが。
正直、けいおんの成功は、
京アニの力がほとんどだったと思います。
キャラデザ然り、
演出然り、
楽曲然り。
4コマ漫画原作は、いちいち起承転結がしっかりしているので、
ああやってストーリーとして繋げると、
自然とテンポの良い作品にはなりますが、
逆に言えば、コマ間を補完する技術は必要ですよね。
まさに行間を読む、というか。
それに4コマは空間演出にあまり工夫がない(演出がしづらい)ので、
本当に京アニ恐るべしという感じ。
あとは、声優のキャスティングも功を奏したわけで。
竹達彩奈は、唯のオーディションも受けてたそうですよ。
うん。
豊崎で良かったと思う。
彼女にしか出来なかったと要っても過言ではないですね、
本当に。
とはいえ、僕はなんだかんだ竹達は好きですし、
あずにゃんも好きなんですが、
いや、竹達があずにゃんで良かったとも思ってるし、
えっと、
何を言いたかったんだっけ。
まあまあ、「Joyful Todays」の話をね。
この曲はアニメ2期の方のキャラソンになります。
1期、2期ともにキャラソンは2曲ずつあって、
うち1曲は、キャラの楽器をフィーチャーした曲なんですが、
もう1曲はその制約がなくなります。
「Joyful Todays」は、制約がない方です。
ギタージャカジャカが聴きたい人は、
「Over the Starlight」か「じゃじゃ馬Way To Go」をどうぞ。
制約がなかったはずですが、「私は私の道を行く」もジャカジャカです。
「Joyful Todays」もギター要素がないわけではなく、
ミュートがとっても心地よいです。
放課後ティータイムの仲で唯一、全曲をTom-H@ckが手がけています。
さてはお前、あずにゃん好きだな?
まあリアルでは豊崎と色々あったわけだが。
まあ、でも良い曲作るから憎めないのがトムハックである。
登場人物名義で発売された主題歌や劇中歌などの『けいおん!』関連の多くの関連楽曲CDがオリコンチャートの上位にランクインし[5]、主題歌および挿入歌CDはすべてのタイトルで、キャラクターCDも1タイトルを除いたすべてで、オリコンの週間チャートでトップ10入りしている。アニメ版第1期の終了時点で、シングル・アルバムを合わせた関連CDの総売上枚数が100万枚を突破[48]、音楽配信の総ダウンロード数も100万ダウンロードを突破した[10]。これらの業績が評価され、レコチョクアワード2009年上半期最優秀新人賞[49]、第24回日本ゴールドディスク大賞特別賞などを受賞[10](詳細は「受賞歴など」を参照)、中には「アニメソングやアニメキャラクター名義のCDとしては史上初の週間チャート首位獲得」「数十年ぶりの女性歌手タイトルによる週間チャート1位2位独占」といったオリコンチャート史に残る記録を樹立したCDもある[50][51][52][53]。カラオケでは、「GO! GO! MANIAC」がJOYSOUND2010年年間カラオケランキングで5位となっている[54]。作品の主題が音楽活動であることもあり、アニメ版のプロデューサーの中山佳久は主題歌・劇中歌などの各楽曲について、作品にとっての最高の宣伝材料でもあると位置づけている[55]。
本当は、ここで僕の大好きな「GO! GO! MANIAC」をご紹介しても良かったのですが、
まあ、うつ病治療に効果があると言われるほど有名な曲なので、
今回は「Joyful Todays」にした訳です。
あずにゃんの曲で一番好きなんですよ、これが。
だって好きそうでしょ、僕が。
エレピィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!
すみません、取り乱しました。
いや、これねー、曲もいいんですけど、
歌詞もいいんですよ。
あの軽音部に入りたてのあずにゃんは何処へやら。
それに、軽音部のメンバーだけじゃなくて、
憂とか純みたいな友達も大事にしていきたい
っていう強い想いがさ。
今まで音楽にしか向き合ってこなくて、
独りよがりだったあずにゃんがさ、
こうして、その音楽を通してさ、
かけがえのない仲間と出会ってさ。
なんだかんだで一番作中で成長したのは、
中野梓なんですよ。
うんうん。