今週のひとつ 第19回

 

 

ご無沙汰しております。

 

Joyful Todays

作詞:大森祥子

作曲:Tom-H@ck

歌:中野梓(CV.竹達彩奈)

 

joyful todays - YouTube

 

アニメ「けいおん!(京都アニメーション/桜高軽音部)の第1話放映から10年が経ちまして、

僕は今だに見返しますが、

いつ見ても、いい作品だなと思います。

“いい作品”というのは、あくまで深夜アニメとしてのいい作品なんだけど、

当時のアニメ界を震撼させるだけの力はあったよなあ、っていう。

けいおん!(かきふらい/一迅社)の原作読んだことあります?

全然面白くないんですね、これが。

今でこそ、きらら作家は癒し系タッチの絵をみんな描いてますけど、

かきふらい先生はそもそもそんなに上手じゃないっていうね。

当時はあれでも良かったのかもしれませんが、

今だったら多分すぐに打ち切りになると思います、

周りに埋もれて。

あと話も別に面白くないんですよね。

まあ、きらら作品はギャグレベルが低くても、可愛けりゃオッケーなので、

それはそれで仕方がないんですが。

正直、けいおんの成功は、

京アニの力がほとんどだったと思います。

キャラデザ然り、

演出然り、

楽曲然り。

4コマ漫画原作は、いちいち起承転結がしっかりしているので、

ああやってストーリーとして繋げると、

自然とテンポの良い作品にはなりますが、

逆に言えば、コマ間を補完する技術は必要ですよね。

まさに行間を読む、というか。

それに4コマは空間演出にあまり工夫がない(演出がしづらい)ので、

本当に京アニ恐るべしという感じ。

あとは、声優のキャスティングも功を奏したわけで。

竹達彩奈は、唯のオーディションも受けてたそうですよ。

うん。

豊崎で良かったと思う。

彼女にしか出来なかったと要っても過言ではないですね、

本当に。

とはいえ、僕はなんだかんだ竹達は好きですし、

あずにゃんも好きなんですが、

いや、竹達があずにゃんで良かったとも思ってるし、

えっと、

何を言いたかったんだっけ。

まあまあ、「Joyful Todays」の話をね。

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けいおん!!」イメージソング 中野梓

中野梓のキャラソンです。

この曲はアニメ2期の方のキャラソンになります。

1期、2期ともにキャラソンは2曲ずつあって、

うち1曲は、キャラの楽器をフィーチャーした曲なんですが、

もう1曲はその制約がなくなります。

「Joyful Todays」は、制約がない方です。

ギタージャカジャカが聴きたい人は、

「Over the Starlight」か「じゃじゃ馬Way To Go」をどうぞ。

制約がなかったはずですが、「私は私の道を行く」もジャカジャカです。

「Joyful Todays」もギター要素がないわけではなく、

ミュートがとっても心地よいです。

放課後ティータイムの仲で唯一、全曲をTom-H@ckが手がけています。

さてはお前、あずにゃん好きだな?

まあリアルでは豊崎と色々あったわけだが。

まあ、でも良い曲作るから憎めないのがトムハックである。

登場人物名義で発売された主題歌や劇中歌などの『けいおん!』関連の多くの関連楽曲CDがオリコンチャートの上位にランクインし[5]、主題歌および挿入歌CDはすべてのタイトルで、キャラクターCDも1タイトルを除いたすべてで、オリコンの週間チャートでトップ10入りしている。アニメ版第1期の終了時点で、シングル・アルバムを合わせた関連CDの総売上枚数が100万枚を突破[48]音楽配信の総ダウンロード数も100万ダウンロードを突破した[10]。これらの業績が評価され、レコチョクアワード2009年上半期最優秀新人賞[49]、第24回日本ゴールドディスク大賞特別賞などを受賞[10](詳細は「受賞歴など」を参照)、中には「アニメソングやアニメキャラクター名義のCDとしては史上初の週間チャート首位獲得」「数十年ぶりの女性歌手タイトルによる週間チャート1位2位独占」といったオリコンチャート史に残る記録を樹立したCDもある[50][51][52][53]カラオケでは、「GO! GO! MANIAC」がJOYSOUND2010年年間カラオケランキングで5位となっている[54]。作品の主題が音楽活動であることもあり、アニメ版のプロデューサーの中山佳久は主題歌・劇中歌などの各楽曲について、作品にとっての最高の宣伝材料でもあると位置づけている[55]

Wikipediaけいおん!」より引用。すごい。

本当は、ここで僕の大好きな「GO! GO! MANIAC」をご紹介しても良かったのですが、

まあ、うつ病治療に効果があると言われるほど有名な曲なので、

今回は「Joyful Todays」にした訳です。

あずにゃんの曲で一番好きなんですよ、これが。

だって好きそうでしょ、僕が。

エレピィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!

すみません、取り乱しました。

いや、これねー、曲もいいんですけど、

歌詞もいいんですよ。

あの軽音部に入りたてのあずにゃんは何処へやら。

それに、軽音部のメンバーだけじゃなくて、

憂とか純みたいな友達も大事にしていきたい

っていう強い想いがさ。

今まで音楽にしか向き合ってこなくて、

独りよがりだったあずにゃんがさ、

こうして、その音楽を通してさ、

かけがえのない仲間と出会ってさ。

なんだかんだで一番作中で成長したのは、

中野梓なんですよ。

うんうん。