今週のひとつ 第27回
暑いですね。
涼しげなアクトはいかがですか。
Miguel Munoz
スペインのマジシャンです。
釜山で行われたFISM2018の、ステージ部門グランプリです。
この映像は2016年のものなので、彼は長い期間、このアクトと向き合っていたんじゃないですかね。
内容としては、玉が現われたり消えたりするだけで、
非常にシンプルです。
が、見る人が見れば分かりますが、そのメソッドがすべて異なります。
特に消失。
正直、この映像はカメラワークのせいもあって、
見えてる部分も結構あるんですけど、
カラクリも分かって、尚更すげえなと感じます。
こんなシンプルな現象でも、グランプリが獲れるんだから、
コンテストって分かんないですよね。
話逸れるんですが、
このクリスタルボールのやつ、
コンタクトジャグリングっていうらしいですね。
で、コンタクトジャグリングの技法に
「アイソレーション」というのがあって、
これが空中に浮かんでいるように魅せる、
ある種パントマイム的なやつらしいですね。
僕も練習してるんですが、なかなか難しいです。
というわけで、今回はここらで。
というかこれ舞台装置どうしてんだろ。